介護労働の需要に応えるために

 少子化・高齢化が大きく取り上げられています。国民の5人に一人が65歳以上の高齢者です。 
これまで半世紀以上、
介護・家政職ユニオンとして田園調布、甲府、金沢の地域で培ってきた介護・家庭サービスの労働者供給事業の実績を基に、「企業組合ケアフォーラム」を1999年の8月に設立しました。
「企業組合ケアフォーラム」は非営利の協同組合です。その母体は労働組合である介護・家政職ユニオンです。このユニオンのメンバーのひとり一人が協力して出資して設立しました。
2000年4月から介護保険制度の下でのサービス提供は協同組合である「企業組合ケアフォーラム」が、自費利用のサービス提供は供給事業労働組合である介護・家政職ユニオンが担っています。

これまで、介護の仕事が家族(特に女性)に大きな負担をかけてきました。介護保険制度が家族の介護労働を緩和するものとして期待されています。
 反面、こうした介護の社会化によって生まれる介護労働の需要(とりわけ訪問介護)に応え得るだけの介護者(ヘルパー)の量・質面での確保が社会的な課題となってきています。同時に、この需要と供給をマッチングさせるための社会的なシステムを確立することが課題とされています。
 ヘルパーの教育のための、また、訪問介護サービス事業所(ホームヘルパーステーション)作りのためのさまざまな試みが取り組まれています。
 介護保険制度は、利用者の意志によりサービス事業者を選択することを基本とした市民本位の制度として発足しましたが、現実に、市民の選択肢を豊かにするためには、あらゆる地域にいろんな形態・規模・質の介護サービス事業体の存在が不可欠です。
 地域の福祉に貢献し、地域の働く人の職場を広げる50年の経験の上にケアフォーラムは指定訪問介護事業者として発展していきます。


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